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なこの庭へようこそ。
今年も、なこの庭に設置した巣箱で、野鳥が巣作りを始めました。
シジュウカラ。黒、白、グレー。

ヤマガラ。こちらは黒、茶、白。

この巣箱は、とても人気があって、今年は特に争奪戦のようです。
秋からシジュウカラが覗きにきているのを目撃していたのですが、最近ヤマガラが来るようになって、揉めているのを、よく見ます。
シジュウカラのメスが、綿のようなものをくわえて入っていたので、巣作りをしていることは確かなのですが・・。
巣箱の中に、メスはさらにふわふわのベッドを作り、卵を産む準備をします。
これは3年前、ヒナの巣立ち後に出した巣箱の中身。

夏の間、集団で行動しているシジュウカラは、秋からカップルとなり、巣を探し始めます。
じっくり物件を選んで、決定した巣に、春からメスがひとりで巣作りを始めます。
メスがひとりで来ていることはなく、必ずオスは少し離れた木から見守っています。
シジュウカラは、ここに住んでいるのではなく、「産院」としてだけ巣箱を使うのです。
なこに庭には、産院があるということです(笑)。
ヤマガラもシジュウカラも、よく似ていて、巣箱の使い方はほぼ一緒のようです。
ただ、違うのは、シジュウカラは子育てが済んだら解散して、毎年新たな相手とカップルになるのに対し、ヤマガラは生きている限りずっと同じ相手といるのだそうです。
野生動物が、子孫繁栄していくために、ベストなスタイルはそれぞれなんでしょうね。
ロマンは別としても、おもしろいですね。
3年前、なこの庭からシジュウカラのヒナが巣立っていったので、やはり初めはシジュウカラへの思い入れが強かったのですが(あの時の子達かもしれないし)、野生の世界ではなるようにしかならなくて、やはり強いものが生き残るのでしょうから、黙って見守ることにしました。
野生動物は、強いものが残ります。
植物は、変化できるものが、残るのだそうです。
人間は、それだけじゃないんですよね。
うーむ、深すぎて、庭を観察していると色々考えます。
お好きじゃないかもしれませんが、「寄生獣」は、深すぎて深すぎて、わたしは一時すごくはまりました(映画よりアニメのほうがよかったです)。
本能とか、優しさとか・・。
ミギーは言っていました。
「結局、人間は暇なんだよ」
話は変わりますが、パグって野生では絶対生きていけないですよね。
警戒心がないから、すぐつかまりそうだし、けっこうオッチョコチョイだし、シワも自分では拭けないし(なこはステレオや壁の角を使って自分で拭いてましたけど)。
お世話を受けて、助けてもらって、生きていく。
生きているだけで、価値がある。
パグは人間に近いいきものなのでしょうね。
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- 2017-03-13
- カテゴリ : 鳥と庭
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