Entries

ハナは優しい風となって

ハナのライラックが、咲きはじめています。
PA0_0487_20100418015253.jpg PA0_0477_20100418015244.jpg





4月17日。
お天気もよかったので、庭で一番大きな木、メープルの木の下に、母と一緒にハナの骨を埋めました。
ハナは、ハナハウスの庭の一部になりました。




メープルの木の根元には、クローバーを植えています。
ハナとよく行った緑地には、クローバーが茂っていて、その中にいるハナを、よく写真に撮ったり、一緒に四葉のクローバーを探したりしました。

クローバーが茂った頃、ハナが遊びに来てくれたらいいな・・。

PA0_0587.jpg




ハナが旅立ってから、もう2ヶ月が経ちます。

まだ、2ヶ月しか経ってないのか、と思います。
ハナがいたのは、もうずうっと昔のことのようで、わたしはずっと、長い間見ていた、幸せな夢から覚めた後のような気持ちでいます。




あれから2ヶ月。
たくさんの方が、ハナハウスに来て下さいました。

ハナのいないハナハウスには、もう誰も来ないんだろうな・・と思っていたのに、ハナが繋いでくれた縁は、途切れることなく続いていきます。
ハナがくれた縁に感謝です。






2ヶ月の間に、色々なことを考えましたが、ハナの最期は、どう考えてもあれ以外に考えられないタイミングだったなあと思います。


ハナが亡くなって1週間位してから、仕事がものすごく忙しくなりました。
始まって以来の忙しさで、帰宅時間もとても遅くなりました。
職員が一人でも欠けたら、どうにもならないような、ギリギリの状態です。
ハナが亡くなったのが1週間でもずれていたら、わたしは絶対に2日も休むことは出来なかったし、ゆっくりお別れをすることすら出来なかったと思います。



それから、ハナが亡くなった日は、デイケアの練習も兼ねて、母の所にハナを1日預ける予定でした。
1日ずれていたら、ハナが、母に預けた日に亡くなっていたら、母は責任を感じてしまっていたでしょう。



そして、わたしの熟睡中に旅立ったこと・・。
前日にハナが吐いたりしていたので、心配で夜中に1度、目を覚ましました。
その時、いつもと変わらない、静かな寝息が聞こえたので、わたしは安心して眠ったんです。
わたしは、ハナが亡くなる瞬間を、見ていません。
朝起きた時、ハナはすでに硬くなっていて、明らかに亡くなっているのがわかる状態でした。
だから、病院に運ぶこともなく、本当に静かな、ハナハウスでのお別れとなりました。



ももおばあちゃんの時は、苦しんで病院に運んでいる途中、車のかばんの中で意識を失い、病院で息を引き取りました。
もう治療できないとわかっていたのに、覚悟は出来ていたはずなのに、どうして家でそっと見送ってやれなかったのか、とわたしはずっと後悔してきたのです。



ハナはそのことを知っていたかのように、すごいタイミングを選んでくれました。
そっと見送らせてくれました。

そしてなによりも、留守番中ではなく、わたしと一緒の時に・・。




ハナを迎える時、ももおばあちゃんのような闘病をすることになっても、それでもハナを迎えたいか?と自分に問いました。
「それでもハナを迎えたい」と覚悟したわたしに、ハナはこんなにも安らかな最期をプレゼントしてくれました。




早すぎるかもしれない。
でも、「ハナが死んだらどうしよう」なんて、全然思わせないまま、ハナは逝ってしまった。
病気のももおばあちゃんを家に残し、「おばあちゃんが死んだらどうしよう」と、毎日たまらない気持ちで仕事をしていた、あの頃のわたし・・。
ハナはそのことを、知っていたの?
これが、愛情以外のなんだっていうんだろう・・。

もうわたしの所には、ハナの愛以外、何も残っていません。





動物は、死ぬタイミングを選んでいると思います。
死に目に会える場合、会えない場合。
最期を見せたほうがよいのか、見せないほうがよいのか・・。
その飼い主にとって、どちらがいいのか。
きっと、その子が一生懸命考えた、愛の形だと思うのです。


安らかに亡くなる子、闘病する子、事故に遭う子・・。
どの亡くなり方も、その子が生まれてくる時に、初めから選んできていると聞いたことがあります。


ももおばあちゃんの闘病や最期は、わたしにとって本当につらいことでした。
でも、おばあちゃんがたった8ヶ月の間に、わたしにあれだけのことを学ばせるためには、必要だったのだと、今はわかります。
そして、ももおばあちゃんから学んだことを、ハナに生かしていく。
そうすることで、おばあちゃんと、もう一度、生きることになるということ・・・。


わたしは今、ハナを見送って、ももおばあちゃんからの学びと、ハナからの学びは、繋がっていることを感じています。
そしてきっと、いつか迎える次のワンコとも・・。


ハナハウスの庭で、いつかその子と遊ぶ時、ももおばあちゃんやハナは、優しい風となって、わたし達の周りを吹いているのかもしれません。

Appendix

FC2カウンター

プロフィール

まい

Author:まい
福岡県に住んでいます。                   自然がいっぱいのハナハウスに                なこと暮らしています。 

なこ

PA0_0531_convert_20100523170349③
2010年5月1日、ハナと同じ所                  から、黒パグの菜子(なこ)を迎え                  ました。この日を誕生日に。名前は、ハナの「ナ」をもらいました。    7歳です。                        5.9kgです。                          好きな食べ物:バナナ、パン    趣味:園芸  毎週火曜日に、犬の中学に通っています。植物係です。好きな教科:体育            現在お休みしています。        2012年7月7日、お星様になりました。享年7歳。

ハナ

PA0_0052_convert_20100523170551.jpg
5.6キロのちびパグ ハナです。  誕生日:うちに来た11月3日。                理想のタイプ・・・ムシャさん。    将来の夢は、空を飛ぶことと、コーヒーショップの店員でした。           2010年2月17日、8歳で虹の橋へ。 今は天国でふかし芋を食べています。

ももおばあちゃん

1211679305.jpg
2007年2月、知人より、                     10歳だったももおばあちゃんを                   預かりました。                           同年9月24日、虹の橋へ。                     わたしの人生の転機となった、重要人物。口癖:「まいちゃんは、もっと女らしくしないと」特技:無駄なジャンプ。        

フリーエリア

最近の記事

カレンダー

03 | 2010/04 | 05
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 -

ブロとも一覧

QRコード

QRコード

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文: