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パピーおばさんの育て方①成犬を迎える

先日、最近ハナが、飼い犬らしくなってきたということを書きました。

ハナをうちに迎えてから1年と3ヶ月ちょっと・・。
今日まで、ハナは一生懸命、たくさんの新しいことを覚えました。
最近は、オシッコの失敗もほとんどなくなりました。
わたしの入浴中も、鳴かないで待っていてくれるようになったし、苦手なシワ拭きや耳掃除も、我慢してくれるようになりました。
PA0_0682_20090219191016.jpgシワ拭きを終え、ごほうびを待つハナ。


PA0_0656_20090219191002.jpg PA0_0660_20090219191009.jpg
親鳥の餌を待つ、小鳥のような口・・(笑)。




のんびりのんびり、ハナのしつけをしてきましたが、やっと最近、ひととおりのことを覚えてくれた気がします。

PA0_0602_20090219190954.jpgこれのどこが、しつけ完了?
マクドナルドを、要求しています。
食事中のマナーは、まだまだです(苦)。





色々できるようになるまでに、様々な工夫をしてきたはずなのですが、穏やかな暮らしの中で、何をしてきたのか、ちょっと忘れてしまいそうです。
そこで、忘れてしまう前に、今までハナに、どのように関わってきたのかを、振り返ってみようと思いました。




「成犬のしつけ」といっても、犬の性格はそれぞれ違いますし、犬の数だけしつけの方法があると思います。
それに、わたしはハナを甘やかしていますので、間違ってるところもいっぱいあると思います。
でも、今のわたしにできる範囲で、一生懸命ハナを育て、お互いに成長してきました。
成犬の育て方について書いてあるものは、本やネット上にもほとんどありません。
ですので、当時6歳のハナのしつけについては、全て自己流で、毎日が手探りでした。
けれど、もしもこの日記が、大人のワンコの里親になったばかりの方や、これから考えていらっしゃる方にとって、少しでもヒントになれば、うれしいです。





まず、今日は「成犬を迎える」ことについて書きたいと思います。

ハナを迎えに行くにあたり、今までの生活環境とあまりに変化が生じるため、ハナが混乱することが考えられました。
そこで、ハナを譲り受けたわたしは、車に乗せる前に、抱っこしながら声をかけました。
「ハナちゃんは、今日からまいちゃんと暮らすことになったよ。今から、車に乗って、うちまで行くからね。車はびっくりするかもしれないけど、怖くないからね、大丈夫だからね。」

自分が「ハナ」になったことも、まだわからないハナ。
ハナはうちに来た頃、人間の言葉をほとんど知りませんでした。
でも、とにかく何でも、気持ちを込めて、説明しました。
ハナは車で、ちょっと興奮していましたが、珍しそうに外の景色を見ていました。



1時間半ほどで、うちに着きましたが、ハナは見たこともない場所に連れてこられて、固まっています。
シッポを下げたまま、怖々、一歩ずつ歩きます。
初めは、部屋を半分に仕切って、ハナの部屋にトイレシーツを敷き詰めて自由にしました。
しかし、ハナが、ここがどこなのかわからなくて不安そうだったので、思い切って、全ての部屋を開放しました。
ハナは、すみずみまでチェックして回ると、少しだけ安心したようでした。
そして夜は、準備していたふわふわのベッドではなく、トイレ用の硬いケージで眠りました。
おそらく、そういうところで寝ていたのでしょう。
わたしの布団に来てもいいようにしていましたが、ハナは朝まで、ケージで眠りました。
しばらくケージで寝ていましたが、3日後、初めてベッドに入りました。
そして次の日、夜中の3時に、ハナはわたしの布団に来て、初めて一緒に眠りました。



1週間くらいで、自分の名前も覚えたハナ。
でも、あまりの環境の変化に、いつも表情を硬くして、物音やテレビの音を怖がりました。
怖い時、ハナは屋根の付いたケージに駆け込んでいました。
ケージは、ハナにとって、安心できる場所だったのです。
このような、外からは誰も入ってこない、屋根があるケージは、準備しておいてあげるといいと思いました。
いつまで経っても、表情がさえないハナ・・。
わたしは、どこかで読んだ言葉を思い出しました。
「犬は、どんな飼い主であっても、愛している。よそから来た犬は、前の飼い主から、自分が捨てられたと思っている。」
もしも、ハナがそう思っているとしたら、どれだけ傷ついているんだろう・・。
そう思うと、胸が痛くなり、わたしのしたことは正しかったのか、わからなくなることもありました。
わたしはハナに、「ハナはおじさんに捨てられたんじゃないよ。まいちゃんがハナのことをほしくて、お願いしてもらってきたんだよ。うちに来てくれてうれしいよ。ハナ、ありがとう・・」
と、毎日毎日、話しかけました。


ハナを、ももおばあちゃんと比較することだけは、しないと決めていました。
子犬の頃から、飼い犬として育ってきたももおばあちゃんは、人懐っこく、シッポもよく振って、愛嬌がありました。
おばあちゃんはとってもかわいい子だったけど、ハナは、ももおばあちゃんの代わりではないのです。
おばあちゃんも、ハナも、世界にひとりしかいない存在なのです。
ハナにはハナの個性があって、いいところもあるはずなのです。

それから、「ハナは初心者なんだから、できなくてあたりまえ」「焦らない、ゆっくりやる」
そう思っていました。
6歳でも、トイレもなにもかも、ハナにとっては初めてのことばかりだったからです。


ハナは、ごはんも、出てきたから食べる、という感じで、「うれしい」とか、「早くちょうだい」とか、そういう感情が見受けられませんでした。
ガツガツ食べることもなく、無表情に、ゆっくりごはんを飲み込んでいるだけ・・。

「怖い」以外の感情が、ほとんどないようなハナを見ていて、しつけうんぬんの前に、ハナの心をほぐそうと思いました。
絶対に怒らない、叱らない。
まずは、安心してほしい・・・。



成犬には、過去があります。
辛い過去や、忘れられない思い出・・。
傷ついているのなら、しつけの前に、まずそれを、癒してやらなければならない。
うちに来る前のハナを、わたしは全く知りません。
色々な思い出は、ハナの心の中だけにあります。
でも、わからなくても、一生懸命想像する、察してやることは、できると思うのです。


つづく・・。


長い文を読んでくださって、ありがとうございました♪
また、「トイレを覚えるまで」など、書いてみたいと思います。にほんブログ村 犬ブログ パグへ

パピーおばさんの育て方②お留守番

今日は、「お留守番」について書きたいと思います。

留守番は、ハナにとって、一番つらい試練だったのではないかと思っています。
ハナは、連れてきた初日、ニコニコして嬉しそうでした。
その姿を見て、「ハナはこの日を6年間、ずっと待っていたのだ」と思ったほどでした。
でも、長時間の留守番が始まると、ハナは戸惑い始めました。
PA0_0181.jpg  PA0_0176.jpg



たくさん家族がいるおうちにもらわれた場合や、誰かが常に家にいる状況であるのなら、里子が新しい環境に慣れるまで、ハナほどの長い時間はかからないのではないか、と思います。
しかし、一人暮らしのわたしの所に来たハナは、初めから長時間の留守番をしなければなりませんでした。
できることなら、長い連休などにうちに連れてきて、徐々に留守番の時間を長くしていけばよかったのですが、なかなか長い休みは取れません。
ハナは、土曜日の朝に来て、日曜日に練習で2時間ほど留守番した後、月曜には長い留守番を経験したのでした。



トイレもまだ覚えていなかったので、部屋を半分に仕切り、シートを敷き詰めました。
コングにフードを入れ、食べている間に出かけます。
帰ってくると、ハナは、動かずにじっとしていました。
部屋を荒らした様子もなく、おりこうにしていたようですが、喜ぶどころか、わたしが外から入って来たことに怯え、身を固くしていました。
ある日は、寝ていた所に、「ただいま!」と急に近づいてしまって、恐怖の為か吐いて倒れてしまい、病院に運んだこともありました。
(後に、軽いてんかん発作もあることがわかり、今も薬を飲んでいます。この時は、恐怖で発作が出てしまったのかもしれません。)


それからは、そうっと入ってきて、少しは離れたところから声をかけ、ゆっくり手を近づけてニオイをかがせるようにしました。
ぬいぐるみにくっついていたり、わたしの上に乗って寝ようとするところを見ると、おそらくハナは、うちに来る前、仲間のパグちゃんと一緒に暮らしていたのだと思います。
そんなハナにとって、急にたった一人になったことは、どんなに寂しかったことでしょう・・。
わたしは、ハナにとってかわいそうなことをしたのではないか、と日々考えました。
わたし自身は、ハナと暮らせてものすごく嬉しかったのですが、ハナは、パグちゃんたちといたほうが、幸せだったんじゃないか・・。
悩みながらも、仕事から帰ってきたら、ハナを抱っこしてスキンシップを図ったり、たくさん話しかけました。
散歩も怖がったので、抱っこで近所を回ったり、少しでも慣れてくれるように、思いつくかぎりのことをしました。



ある日、ハナが部屋の仕切りを越えて、いつも一緒に過ごしている部屋に侵入してきていたので、いつもいる部屋のほうが安心するのかと思い、全面にトイレシートを敷いて、自由にしました。
また、わたしの脱いだ部屋着に乗っていることが多かったので、古い服を、ハナのベッドにおいてやりました。
PA0_0229.jpg




そして、3週間位した頃、帰ってきたら、ハナがドアの近くまで来ていたのです。
初めて、わたしを待っていてくれたのです。
帰ってきた瞬間から、飛びついて喜ぶということは、今もありません。
ハナはテンポが遅れています。
(テンポが遅いことを、先生も初めは心配していましたが、今では低血圧で寝起きに弱いという結論になりました 笑)




留守番だけは、かわいそうですが、慣れてもらうしかありませんでした。
わたしも、一番、心苦しい部分でした。
毎日できるだけ早く帰ってきて、必ず帰ってくることを、理解してもらう。
帰ってきたら、精一杯の愛情を注ぐ。
それから、ハナが怖がらなくなってからは、「お留守番ありがとう、おつかれさま」とねぎらいの言葉をかけるようにしました。
こう伝えると、犬も達成感があるし、がんばってよかったな、と思うらしいです。



今では、留守中すっかりくつろいで、気持ちよく眠っています。
この前、忘れ物を取りに、昼間に急に帰ってきたら、部屋にいませんでした。
ハナは寝室に侵入していて、布団の上でリラックスした様子で毛づくろいをしていました(笑)。
近頃では、まだ出かける前から、「まいちゃん、まだ行かないの?」と、留守番用のフードを要求します。


ハナは今、「人間にかわいがってもらう喜び」を知りました。
生き生きした表情を見ていて、今はわたしも、やっぱり犬は、人間と一緒にいて初めて、喜びを感じる生き物なのではないかと思っています。
幸せそうな顔を見ていると、人間と暮らす喜びを、もっともっと感じてほしい、と思います。
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パピーおばさんの育て方③トイレトレーニング

今日は、トイレのお話ですので、お食事中の方はごめんなさい~。





ハナがトイレで、オシッコやウンチをしていると、「よくここまでできるようになったなあ・・」と、毎回嬉しくなって、じっと見てしまいます(笑)。
特に、ウンチを覚えるには時間がかかったので、ウンチが上手にできると毎回、「ウンチハ~ちゃん~♪」と言って抱きしめます。



それくらい、トイレは試行錯誤の連続で、時間がかかりました。
ハナはうちに来る前、外にいて、好きなところでトイレをしていたようで、しつけは全くされていませんでした。



ひとまず、うち中にトイレシートを敷き、様子を見ました。
そのうち、くるくる回って、シートの上にオシッコをしました。
回りだすのが、トイレの合図だとわかったので、次に回りだした時、ももおばあちゃんが使っていたケージに誘導しましたが、ハナはケージの扉を閉めると怖がって、オシッコをやめてしまいました。
また、ハナはくるくる回るので、おばあちゃんのケージは狭くて使えないことがわかりました。
PA0_0079_20090223214506.jpgトイレを終え、飛び出すおばあちゃんを、待ち構えて激写(笑)。





今度は、部屋の隅にシートを数枚敷いて、回りだしたら誘導します。
シートの感覚を覚えてもらおうと、シートの上でできたら褒め、失敗したら、何も言わずに片付ける、を繰り返しました。
「そこは違うよ!」などと言えば、怖がってオシッコが引っ込んでしまうので、失敗した時は何も言わずに片付けました。


「シートの上でするのが正解」
1ヶ月以上、このことを教え続けましたが、一向にハナは覚えません。
子犬と違って、目も悪いハナには、シートに乗った足の感覚だけでは、何が正解で、何が間違いなのか、わからなかったようなのです。

しかし、この期間に、ハナのトイレのパターンが、だんだんとわかってきました。

・トイレの前には回り出す。大きく回るので、かなりのトイレスペースが必要。
・オシッコは、朝起きた時、ご飯の後、お風呂の後、散歩の後・・・。
・ウンチの時間は決まっていないが、1日1回。肛門様を見ると、出そうなのがわかる(笑)。
・結構きれい好きで、一度オシッコが染み込んだシートには、乗りたくない・・・。


母から、大きいケージを買って誘導してみては?というアドバイスを受け、上記のことを踏まえて、誘導を始めました。
・トイレ用ケージは、大型犬用の大きいもの。
・怖がりだから、屋根はついていない、開放的なもの。
・シートは、一度濡れたら取り替えて、いつも新しい状態にする。

それから、ふと思い立って、食事をこのケージの中でさせることにしました。
「トイレの中でごはん!?」
初めはそう思っていたために、思いつきませんでしたが、中でごはんを食べさせることで、ハナは喜んでケージに入るようになりました。
ごはんを食べている間に、扉を閉めて、オシッコをしたら、出してやる。
その他の時間は、回りだしたら誘導する。
当時、うまくできた時、大げさに褒めようとしたら、ハナは怖がって、避難用のケージに逃げ込んでしまっていました(苦)。
それからは、静かに褒めました。
ご褒美も、トイレの側に準備しておいて与えましたが、ハナは褒められることのほうが好きだったようです。


また、ハナのトイレの最中に、毎回「オシッコ♪オシッコ♪」とリズムよく声をかけ続けました。
そして、パターンがわかってからは、そろそろトイレかな?という頃に、ケージに入れて、オシッコが出るまで「オシッコ♪オシッコ♪」と、いつもの調子で声をかけました。
回りだしてから誘導されるよりも、こちらのほうが、ハナが「出そう」と思ってから出しているので、覚えるようになりました。


ウンチは、肛門様が開いてきた時(笑)、ウンチのポーズになったり、半分出かかっていても、抱っこしてトイレでさせる!!
これで覚えました。


6月11 001オヤツがほしい時も、トイレに入ります。


時間はかかりましたが、叱ることなく、1年くらいでほぼ完璧になりました。
ハナは今、得意げにこっちを見ながらオシッコをして、終わると教えに来ます(笑)。
「習慣」として教えることも大切ですが、「感情」に働きかけることも、大事だと思いました。

コツは、犬のせいにしないこと。
失敗するのは、ハナが悪いのではありません。
オシッコをしそうなタイミングを見逃した、わたしが悪いのです。
先に誘導してやれなかった自分を反省して、次は同じタイミングでは失敗しない。
失敗した状況を覚えておいて、次は確実に誘導する。



最初は失敗ばかりでした。
お風呂に入れた後、風呂場を流している間に、何度もカーペットにしていたり、朝ハナが先に起きて、オシッコしてしまっていたり・・(朝ハナが起きると、ガバッと起きて誘導しました)。
そうやって、何度も何度もカーペットを拭き、洗い、わたし自身が失敗のパターンを覚えていったのです。
この歳で、新しいことを覚えたハナは偉い!!
ハナのトイレシーンを見ると、いつも褒め称えたくなるのです。

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パピーおばさんの育て方④里子の体調について

「パピーおばさんの育て方」は、ひとまず、今日で最終回です。
今日は、里子の「体調」について書こうと思います。




わたしは、ハナをもらう40日前に、最愛のももおばあちゃんを亡くしています。
癌になったおばあちゃんが天国に行くまで、あの時の自分にできることを、精一杯したつもりでしたが、当時は悔やまれることもたくさんありました。
「もっと早く病気に気づいていれば」
「早く今の病院に変えていれば」
「あんなに病院に通わせて、注射をして、自己満足だったんじゃないか・・・」



そんな思いを抱えていたので、迎える里子の体調のことが、すごく気になりました。
里親募集をされていたのは、1頭だけ。
問い合わせに、多くは教えてもらえず、姿もわからず、とにかく次の休みに会いに行くことにしました。
そこで、わたしの目に飛び込んできたのは、少しおばあちゃんに似た、小さな子・・。
寄って来たハナは、毛がすごくボロボロでしたが、思わず「かわいい」と口から出ました。
わたしは、おばあちゃんに似ていなくたって、どんな子だって、健康ならいいと思っていました。
おばあちゃんの闘病の記憶がまだ新しくて、迎えてすぐに闘病が始まるのだけは、耐えられそうになかったのです。
でもハナは、太ってはいるけれど、見た感じ、あまり健康そうではありませんでした。
じっくりハナの様子を見たくて、わたしは「散歩に行ってきていいですか」と、ハナを外に連れ出しました。

・耳はひどい外耳炎で、塞がっている。
・毛はボロボロで、あちこちに傷がある。
・足を少し、引きずっている。
・外で飼っていると言われたけれど、フィラリアの予防はしていないと言う。フィラリアの可能性は高い。
・ワクチンは、もうずっと打っていない(これは、それぞれに考えがあるとは思います)
・あくびをしたときに、舌に黒っぽい斑が見えた・・。



健康面ばかりが気になります。
わたしは、一緒について来てくれた友人に、「どうする?」と聞かれ、「ほしい、でも怖い。この子が病気だったらどうしよう。でもほしい、でも怖い」・・と、繰り返していました。
毛並みや外耳炎なんかは治せるから気にならない。
でも、癌やフィラリアだったら・・?
苦しむ姿は、今どうしても、見たくない・・・。
結局、1週間後にまた来ることを伝え、その日は帰りました。

それから、ものすごく悩みました。
ももおばあちゃんの、闘病を知っている人の中には、わたしを心配して、今回はやめておいたら?と言ってくれた人もいました。
わたしも、病気の怖さを思い出し、そうしたほうがいいのかもしれない、とも思いました。
こちらの負担で健康診断をしてもらって、それで問題なかったら、もらったらどうか?
でも、病気が発覚したら?
病気だから、もらわないなんて言えない。
あの子を、あそこに置いてくる事なんか、できるはずない・・。



わたしは、ハッとしました。
病気になったおばあちゃんだって、わたしに色んなことを教えてくれた。
病気であっても、毎日わたしを癒してくれた。
おばあちゃんを、預からなければよかったなんて、一度も思ったことがない・・・。
病気の子だって、生きている価値がある。
病気だから、もらう価値がないなんて、そんなバカなことがあるものか!


わたしに必要だったのは、「覚悟」でした。
覚悟が決まったのです。
ハナがもし病気で、数ヶ月しか生きられなかったとしても、人間といる喜びを、教えてあげよう。
いつか、その時が来ても、最期は幸せだったと思ってほしい・・。

1週間後、ハナを迎えに行って抱っこした時、嬉しくて涙が出ました。
この子はわたしを、元気にしてくれる。




事前に病院に相談に行くと、休みの日なのに、診てくれることになりました。
当日はうちでゆっくりして、翌日は、病院で検査です。
検便、血液検査、エコーなどを行いました。
フィラリアは奇跡のマイナス!
心臓は正常に動いている。
右のうしろ足は、脱臼を繰り返しているが、日常生活に問題がないなら、様子を見る・・。

体中の小さな傷や、外耳炎のせいで、炎症反応はありましたが、先生は強い薬は使わずに、抵抗力を高める薬を処方してくれて、定期的に通うことになりました。


その後も、わたしの帰宅時に倒れて、病院に駆け込んだり、しばらくは胃腸が弱くて嘔吐、下痢で夜間救急病院に連れて行ったり、最初は体調が安定しませんでした。
夜に、急に起きて吐いたり、ギャ~ッっと声をだして意識をもうろうとさせることが続き、痙攣の薬も飲み始めました。



半年ほどしてようやく体調が安定しました。
今も、痙攣の薬や、免疫を高める薬、サプリメントは飲んでいます。
抵抗力を高めるマイタケの煮汁も、欠かしません。
生理の後は、いつも膀胱炎になるし、今も10日に1回は、定期的に病院に通っています。
でも、これでいいんです。
完全に、病気がなくならなくても、うまく付き合っていければいいと思っています。






成犬の里親になること・・。
これを読んで、思ったより大変そうだな、と思った方もいらっしゃったかもしれません。
しかし成犬は、ごはんが初めから2回でいい、トイレの間隔が長い、成長時の大きさや、性格がほぼわかっている、落ち着いている、など、飼いやすい点もあります。
確かに、大変なこともあるかもしれません。
でも、その分、かけがえのない絆で結ばれます。
過去がつらかった分、新しい生活を本当に喜んでくれて、ささやかなことでも、幸せそうな顔を見せてくれます。
幸せな生活が、この子たちにとっては、当たり前ではなかったからです。
こちらも助けてもらっているので、恩を売る気はありませんが、まるで恩返しのように、深い深い愛情を示してくれます。
わたしが今、ハナと一緒でどんなに幸せかは、ブログを読んでいただければ、わかってもらえると思います。

PA0_0187.jpg PA0_0188.jpg PA0_0185.jpgうちに来た日のハナ。
 


幸せなワンコが増えることを、願ってやみません。
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P.S laniママさん、温かいメッセージ、ありがとうございました♪メールに返信したのですが、なぜか戻ってきてしまうのです・・(泣)。こんな所からで、申し訳ありませんが、お礼申し上げます!

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プロフィール

まい

Author:まい
福岡県に住んでいます。                   自然がいっぱいのハナハウスに                なこと暮らしています。 

なこ

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2010年5月1日、ハナと同じ所                  から、黒パグの菜子(なこ)を迎え                  ました。この日を誕生日に。名前は、ハナの「ナ」をもらいました。    7歳です。                        5.9kgです。                          好きな食べ物:バナナ、パン    趣味:園芸  毎週火曜日に、犬の中学に通っています。植物係です。好きな教科:体育            現在お休みしています。        2012年7月7日、お星様になりました。享年7歳。

ハナ

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5.6キロのちびパグ ハナです。  誕生日:うちに来た11月3日。                理想のタイプ・・・ムシャさん。    将来の夢は、空を飛ぶことと、コーヒーショップの店員でした。           2010年2月17日、8歳で虹の橋へ。 今は天国でふかし芋を食べています。

ももおばあちゃん

1211679305.jpg
2007年2月、知人より、                     10歳だったももおばあちゃんを                   預かりました。                           同年9月24日、虹の橋へ。                     わたしの人生の転機となった、重要人物。口癖:「まいちゃんは、もっと女らしくしないと」特技:無駄なジャンプ。        

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